【ケアマネ試験対策】介護保険の被保険者【介護支援専門員・苦手克服】
介護保険の被保険者がぜんぜん覚えれないよーー
あらあら、とりさんたちケアマネの試験を受けるのね。
介護保険の被保険者の要件は覚えなくても考えたら分かることが多いから理解をしていくのが大切よ。
介護保険の『被保険者』はイメージで考えよう!!
介護保険の被保険者に関することは下記のイメージで考えよう!!
ひとつずつ説明していくわね。
まず、日本での高齢者の定義は65歳以上です。(これは皆さん知っていますね!!)
介護保険制度は、高齢者を対象とする制度なので、図の65歳以上の部分が『第1号被保険者』と呼ばれるメインの被保険者です。
ちなみに、日本では高齢者を2つに分類しています。高齢者になってからの前半である『前期高齢者』と、後半である『後期高齢者』(75歳以上)です。『後期高齢者医療制度』は、この『後期高齢者』になったときの医療保険になります。
介護保険制度は、高齢者以外の人(イメージ図の若年者)からも保険料を徴収しています。(高齢者の保険料だけではやっていけないので。)その対象になるのが、40歳以上の方々(医療保険加入者)です。この人たちを『第2号被保険者』と言います。
よく、40歳になると、会社の給料から引かれる額が多くなるよ~、と言われるのは、この介護保険料が医療保険料に上乗せして徴収されるようになるのが理由ね。
では、第1号被保険者はというと、65歳以上からは年金が貰えますね!!(65歳以上=老齢になって貰えるものなので『老齢年金』と言います。)
この『年金』から介護保険の保険料が自動的に差し引かれるシステムになっています。この徴収方法を『特別徴収』と言います。
介護保険の『保険者』
社会保険において、『保険料』を集めて、それを再分配する役割を担っている機関を『保険者』と呼びます。保険の種類によって『保険者』を誰がやるのか?が変化します。
介護保険では、高齢者が住んでいる地域で安心して暮らしていけるということがテーマになっています。
『地域』=『市町村』のことなので、介護保険で『保険者』になるのは『市町村』になります。
今日のまとめ
保険者:『市町村』なので、その市町村に住んでいる人が対象となります。
[第1号被保険者]:市町村に住所を有する『65歳以上』の者。
65歳は『老齢年金』が貰える人になります。 よって、保険料は自分で払うのではなく年金から自動的に天引きされます!! |
[第2号被保険者]:市町村に住所を有する『40歳以上65歳未満』の医療保険加入者。
この方々は年金を貰っている年齢ではありません。まだ働いている現役世代です。 よって、保険料は医療保険の保険料に上乗せされる形で一緒に徴収されます!! (よく、40歳になると給料から引かれる保険料が多くなるよ~と言われるのはこの為です。) |
ぱんだしださんのお話聞いてからだと、それぞれの被保険者の定義がスッと頭に入ってきたよーー
自分が知っていることを組み合わせることで、知らないことが解決しちゃうなんてことが実は沢山あるのよ!
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